イントロクイズとは?

イントロクイズとは何か?また、普通のクイズとはどう違うのか?

イントロクイズとは、出題者がある曲を先頭から再生し、解答者がその曲のタイトルを答えるゲーム(競技?)である。「クイズ」の一ジャンルとみることもできるが、問題文を読み上げるクイズに比べて、解答の確定ポイントが極めて早い(多くの曲は最初の数音を聞くだけで曲を確定できるが、読み上げクイズにおいて最初の数音で解答を確定できるのは稀である)という特性があり、それにより読み上げクイズとはやや異なる文化が形成されている。

早押しイントロクイズ

早押しイントロクイズについての解説。

「クイズ」というと、多くの人は早押しボタンを使った「早押しクイズ」を想像するが、イントロクイズにおいても「早押しイントロクイズ」が中心になっている。

典型的な早押しイントロクイズで、1問を出題するフローは以下のようになる。

  1. 出題者は「イントロドン」などの合図とともに出題曲の再生を開始する。
  2. 解答者の1人が解答権を獲得した時点で、出題者は再生を停止する。
  3. 解答権を獲得した解答者は、出題曲のタイトルを口頭で解答する。
  4. 出題者はそれが正しいかどうかを判定し、その判定(正解or不正解)を表示する。
  5. いずれの場合も、判定後には出題者はその出題に対するフォローを行う。
  6. 誰も解答権を獲得しない場合には、出題者は所定の(あるいは任意の)位置で曲の再生を停止し、解答権を獲得する意思のある解答者がいないことを確認したうえで、正解を発表する。その場合は前項と同様のフォローを行う。

このフローから、早押しイントロクイズには以下の機具が必要なことがわかる。

  • 曲再生機器
  • 早押し判定機

まず曲再生機器だが、「曲の頭出しが可能」「任意位置での一時停止が可能」という2つの機能が要求される。大昔はカセットテープを用いて手動で頭出ししていたが、このご時世であれば、ボタン1押しで頭出しできる機器を選択するべきであろう。また一時停止はどんな機器でもできると思いがちだが、カーオーディオなんかではそういう機能がついていないものもあるので注意が必要である。

続いて早押し判定機(以下「早押し機」)である。これがなければ挙手で行うことになるが、読み上げクイズよりも一音一音に対する瞬発力を重視するイントロクイズでは、是非早押し機を用意したい。早押し機自体は、イントロクイズ用のものが特別にあるわけではないので、普通の読み上げクイズ用のもので構わない(というか、そこまで種類がない)。判定用のブザーもついているので便利である。

以下、上述の出題フローについて補足を加える。

出題開始

通常、出題者は「イントロドン」などの合図をした上で出題を開始する。ということは、解答者はその合図を聞いたら直ちに静粛にして、他の解答者が曲を聞き取る妨げにならないようにしなければならない(当然ながら、やむを得ない理由―早押し機にトラブルが発生している場合など―があれば例外である)。

解答権獲得

早押しボタンを押しても解答権を獲得できないことが(イントロクイズでは特に)よくある。従って、解答する前には自分が解答権を獲得していることを確認してから解答を行うべきである。特に大会などでは、出題者が解答権獲得者を確認し、解答者は出題者の指名を待って解答を行うように定められていることがある。

判定基準

解答者が出題者の想定した解答をしてくれればいいのだが、微妙にズレた解答をすることもある。その場合の対処については後述する。

再生時間

デフォルトでは歌い出してから数小節再生することが多いが、時間を具体的に20秒などと切っていることもある。また「ウルトライントロ」のように、極めて短い時間で停止することもある。

出題のフォロー

その曲のタイトルやアーティストを発表し、サビを再生するのが基本である。頭出し位置を記録できる機器ではそれを利用したり、イントロクイズ用に加工した音源ではトラックを分けたり、またイントロクイズ用のパソコンソフトではサビ位置の設定と頭出しをできるものもある。解答権を得たポイントが極めて早ければ、イントロの続きを再生するのも親切である。他にはその曲に関する情報(タイアップとか)、あるいはアーティストに関する情報(そのアーティスト の近況とか)などがあると、その曲を知らなかった解答者にも参考になるかもしれない。

また、有益な情報があれば解答者もいろいろ語るとよい(それが一番楽しい時間という人もいる)。ただ、蘊蓄を語りすぎるあまりに肝心のクイズの進行を妨げる、ということのないように注意すべきなのは言うまでもない。

大会になると、それ用にスクリーンやプロジェクタを用意して、視覚的なフォローを行うこともある。